問題の本質さえ理解できれば、どんな悩みごとも怖くない!

よろず人生問題を、哲学的方法でズバリ解決!悩みよ、さらば 自分のも他人のも感情がわからない。これは、異常心理なのか?

引用元 http://kokotomo.com/nayami/%e6%84%9f%e6%83%85%e3%81%8c%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%82%93%e3%81%aa%e3%81%84/

 

作成者:Yesterday
自分のも他人のも感情がわからない。これは、異常心理なのか?

 

人に対して持つべき感情がわかんないんです。とくに赤の他人にだと全くと言っていいほど。

 

自分に関係する感情もいまいちわからなくて。

 

「哀れ」はわかるけど「かわいそう」はわからない。

 

「楽しい」はわかるけど「嬉しい」はわからない。

 

他人や自分が泣いていてもそれが
悲しくて泣いているのか、怒りのあまり泣いているのか、
嬉しくて泣いているのかわからない。

 

好意を持つことはあっても愛情はわかない。

 

 

僕は異常ですか?
感情って、嬉しいって悲しいってかわいそうって楽しいって怒りって悔しいって憐れむって好きって嫌いってなんですか?

 

自分のも他人のも感情がわからない。これは、異常心理なのか?

自分のも他人のも感情がわからない。これは、異常心理なのか?

 

PotencialSecret~潜在意識活用マニュアル

回答1.“感覚”と“感情”の差異

 あなたは、ご自分の“感情”がわからないとおっしゃる。

 

 この点について、その見解はたしかに正しくはあるが、もっと掘り下げる必要があります。

 

 正確に述べれば、あなたは「“感覚”はわかるが、“感情”は理解できていない」と、すべきです。

 

 まず“感覚”と“感情”の違いについては、手前味噌ですが、私が作成した、以下のサイトをご参考ください。

 

 

「全世界の歴史を、88の格言で丸わかり!」
「H〈真・善・美〉の意味と、ソクラテスの登場-真理とは?」
http://sekainorekishi.com/category5/tetsugaku_shinzenbi.html

 

 

 さらにあなたは、「自分は異常か?」と訊いていますが、これは端的にはたしかに異常です。

 

 しかし「自分が異常だ」という自覚があり、その点について葛藤されているようなので、「完全な異常では、ありません

 

 なぜなら真の異常者は、もちろんそうした自己認識さえ、もつことはないからです。

 

 まずはじめに、あなたの「わかる」ものは、以下となります。

 

 「哀れ」、「楽しい」、「好意」。

 

 これらの感性は、端的に人は“感覚”、もしくは“低度な感情”として感得しえるものです。

 

 さて、次にあなたの「わからない」ものは、以下です。

 

 「かわいそう」、「嬉しい」、「愛情」。

 

 これらのものは、人は「高度な感情」として把握します。

 

 ここで、最初の問いにもどります。

 

 「感覚」と「感情」の違いとは、何か?

 

 これは結論だけ述べれば、まず「感覚」とは、きわめて原始的な生物でさえ、もっている認識能力です。

 

 これの低度なモノとなれば、「刺激」、「痛み」、「モノが見える」、「音が聴こえる」などになります。

 

 以上の感覚であれば、ヘビやカエルなどの爬虫類、両生類でも、もち得ているでしょう。

 

 ところが、あなたが辛うじてわかる、「哀れ」、「楽しい」、「好意」といったものは、基本的にはイヌやネコ等の哺乳類になってはじめて把握できるものです。

 

 またこうした根源的な“感覚”ほど、脳の根底的な部分により、認知されるものです。

 

 ここから、そうした「感覚、もいくは低度な感情」がさらに発達したものとして、各種の「感情」へと転化します。

 

 これこそまさに、あなたが理解不能である、「かわいそう」、「嬉しい」、「愛情」といった情感であり、まったく「感情として」把握されるべきものです。

 

 当然に「感情」とは、「感覚よりも上位にある認識能力であり基本的には人間だけがもてる、認識の豊かさとなります。

 

 もちろん動物にも、「かわいそう」や「嬉しい」と感じることは、あるかもしれません。

 

 しかし動物の感情とは、人間のものほど細分化、精密化していないので当然に動物とは人間ほど、これらの情動を豊かに、かつ自覚的に感じることはありません

 

 つまりあなたは、失礼ながら認識の成長が、動物レベルで止まっているのです。

 

 ところでもう一度、私が書いたサイトをご覧ください。

 

 それによると、一般に認識の発展とは、以下のような順番でなされるのでした。

 

 

 感覚感情理性

 

 

 この点からあなたの認識を省察すると、あなたはまともな文章が書け、かつ自己分析が、ほぼ適切なかたちでできています。

 

 あなたは現在、中学生くらいでしょうか?

 

 そこから述べれば、あなたは“理性”は年相応以上に発達しています

 

自分のも他人のも感情がわからない。これは、異常心理なのか?

 

 ならばここから、あなたの現在における認識は、どのように把握すればいいのでしょうか?

2.育ちのひずみによる、感情の発育不良と、理性の異常発達

 まず人間とは、他の動物と異なり異常なまでに長い教育期間を必要とします

 

 たとえば野生のオオカミですと、生後8週間ほどで、一通りの教育は終わり、以後は自立した個体として、活動に入ります。

 

 ところが人間の場合、わが国のような先進国になれば、義務教育終了が15歳親の扶養義務が終わるのが、やっと18歳です。

 

 なぜ、これほどまでまでに、人間には長い「少年期」が必要かといえば、それはもちろん、人間は動物と異なり“本能”をもっていないからです。

 

 その“本能”の代替物として、“社会性”が存在するのですが、これの習得には、膨大な時間がかかるからです。

 

 その社会性を、うまく獲得した結果として、人間は動物のおよびもつかない、高度で便利な社会に生きることができます。

 

 さらに述べれば、動物の“本能”は、動物に対し、自然のなかで生きる術だけをプログラミングします。

 

 ところが人間は、自然そのものを自分たちの都合のいいように変えることができます

 

 それほど偉大な人類の“社会性”ですが、これは形成が困難な分当然に失敗例も多く出現します

 

 先述したように、認識能力の発展順序とは、「感覚感情理性」の方向で存在するものなのでした。

 

 これはもちろん、教育の順序としても、そうあるべきです。

 

 ところが、もし豊かに“感情”が育まれる以前に、“理性による教育ばかりが施されたら、どうでしょう?

 

 すると「“理屈”はわかるが、“気持ち”が理解できない」という状態になります。

 

 あなたには失礼なことばかりですが、イギリスの作家・思想家のG・K・チェスタートンは、以下のように述べました。

 

 

 「狂人とは、理性を失った者ではない。理性以外のすべてを失った者である。『正統とは何か』」。

 

 

 つまり、“感情”が弱いままに“理性”を発達させてしまうと、「理性が暴走する」という状態に見舞われるのです。

 

 この良い例が、1997年の神戸で発生した、連続児童殺傷事件の犯人である少年Aです。

 

 彼も、犯したコトの残虐性とともに、残した犯行声明の異常な迫真性、論理性が話題となりました。

自分のも他人のも感情がわからない。これは、異常心理なのか?

自分のも他人のも感情がわからない。これは、異常心理なのか?

 

PotencialSecret~潜在意識活用マニュアル

3.人間はどのように、感情が育まれるか

 ではここで、人間の感情とは、どのように育まれるのか、を見てみます。

 

 はじめに人間とはサル類であり、群れをなして行動する種なのですから、当然に子どもは、「社会という共同体のなかで」成長していくこととなります。

 

 このとき、子どもははじめの一年間ほどは、母子が密着するほど、母親と一体化しています。

 

 そこからやがて父親、兄弟、親戚、まわりの友人知人、学校の先生という具合に、触れ合う人間の質が変わり、数も増えていきます。

 

 また、その子を取りまく環境も、重要な要素となります。

 

 たとえば、自然に住んでいるか、都会住まいか、あるいは一軒家か、集合住宅か、または下町住まいか、高級住宅街か、といった具合にです。

 

 ところがこの過程により、他者との接触が不足したり、あるいはそれに不備をきたしたり、あるいは環境が劣悪だった場合には感情の形成不良」という結果が生じます

 

 あなたの場合はまさにこの状態に該当します

 

 あなたのレスを拝見するかぎり、あなたの成長過程におけるどの部分に、問題があったのかは、わかりません。

 

 しかしあなたは、当該のサイトに質問された以上、とりあえずは現在の状態から、脱したいと思っているのでしょう。

 

 その前提で、話を進めます。

4.後天的に、自己感情まで育めるのが、人間

 人間が“社会性”をもつため、膨大な教育期間が必要だということは、前述しました。

 

 ところで以下の事例は、そうした人間にだけ可能なことです。

 

 人間とは、ある程度の年齢に達して知恵がつけば、自らの意志により、自分さえも創り変えることができるのです。

 

 この点は、“本能”のみにより生かされる、他の動物と異なる点です。

 

 では、あなたはどうすればいいか?

 

 じつはこの点は、若いときの私も、あなたと似たような状況にあったため、自覚的にいろいろなことをしました。

 

 それを兼ねて、説明いたします。

 

 まず重要なことは、身体に“”をもたせることです。

 

 端的に述べるならば、あなたの心は“ぬくもり”を知らないため冷えきっているのです

 

 よって、まずは肉体方面から、“”を心に伝えていきましょう。

 

自分のも他人のも感情がわからない。これは、異常心理なのか?

 

 はじめに、一日20分でいいので、裸足でのランニングをおこなってください。

 

 これは奇妙なことのように思えますが、足のウラからの刺激というのは、感性を発育させるものなのです。

 

 それを、身体が熱くなる程度のランニングと組み合わせれば、たいへんな効果が期待できます。

 

 もちろん、地面のガラス片などには気をつけながら、できるだけ人気や自動車の少ないところを、走りましょう。

 

 これを、少なくとも数年単位で実行するよう、心がけてください。

 

 単調な運動ですが、たとえばだんだんとタイムを上げていく、あるいは走る距離を伸ばしていく、というように、自分に目的をもたせるといいでしょう。

 

 次に、36〜37度のぬるいお湯に、最低30分可能ならば2時間ほど浸かるのを習慣づけてください

 

 長時間、ぬるいお湯に入ることは短時間、熱いお湯に浸かるより、はるかに“”を身体に浸透させます。

 

 そして入浴後には、冷たいお湯を5回ほどアタマからかぶってください

 

 それにより、熱が身体のなかに密閉された状態になります。

 

 次に、心の訓練に入ります。

 

 あなたはとりあえず、“哀れ”、“楽しい”、“好意”は、わかる人です。

 

 ならばそれらを感じたとき極端なまでにその状態を表現してください

 

 要は、あなたの眠っている“感性”の扉を、叩き起こすのです。

 

 なにかに“哀れ”を感じたら、自分が泣くまで、その気持をつきつめてください

 

 また、なにかを「楽しい」と思えば、笑い転げるまで、それに没入してください

 

 最後に“好意”ですが、これは本来なら、動物などを飼うのが、望ましいです。

 

 しかし現在のあなたには、それはむずかしそうです。

 

 ならば、気に入ったヌイグルミをもてば、いいでしょう。

 

 そのヌイグルミを、ペットのようにかわいがってください

 

 ひとりでやっているならば、だれにも知られることは、ありません。

 

 その日、あったこと、楽しかったこと、辛かったことなどを、そのヌイグルミに毎日、話しかけてください。

 

 もしヌイグルミに愛着がわけば、それを抱きまくらのようにして、毎晩、一緒になって寝るのもいいでしょう。

 

 そうやって、あなたのなかで眠っている“感情”を、刺激することにより、じょじょに機能させるのです。

 

 その後、うまくいけば、「他者との共感」のトレーニングへと入りますが、このページでは、そこまで立ち入れません。

 

 いずれにせよあなたの場合、そうした症状は青年期以降になり、一種の人格障害となり日常生活に支障をきたしていく可能性が、高くなります

 

 したがってご自身の性質が、まだ“病気”の域にまで達していないときに、手をつけるのが、望ましいです。

 

 その際には、ご両親と同伴で、勇気をもって病院を訪ねましょう。

 

 「人格障害 病気」で検索すると、適切な医院が、多く見つかります。

 

 そのなかから、なるべく薬物に頼らず、科学的な手法による治療を挙げているところが、いいでしょう。

 

 再度、脅かすようですが、あなたの現在における状態は、大いなる病状の種子を抱えているようなものです。

 

 よって、本格的な治療は早ければ早いほど望ましいし、また、根治も望めます

 

 その点を、よく理解していてください。

自分のも他人のも感情がわからない。これは、異常心理なのか?

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